保険は不要? 本当に必要なのは“この3つだけ”です。
「保険ってたくさん種類があってよく分からない…」
「結局、どれに入ればいいの?」
「保険は不要って聞いたけど本当?」
そんな疑問を持つ人はとても多いと思います。私もそう思って、時間をかけて調べました。
結論から言うと保険は、
“なんでも入ればいい”ものではなく、必要最小限で十分。
そして、ほとんどの家庭で本当に必要なのは この3つだけという結論に達しました。
保険は家計を圧迫する大物です。ぜひ、この記事を参考にして見直してください。
私は月に一万五千円以上(年間十八万円)の節約になりました。
■ 本当に必要な保険はこの3つ
① 生命保険(家族がいる人は必須)
生命保険は、もし自分が亡くなったときに
家族の生活が成り立つかどうかで判断します。
▼生命保険が必要な人
- 子どもがいる
- パートナーが専業主婦(主夫)
- 自分が亡くなると家計が立ち行かない
▼生命保険が不要な人
- 独身
- 子どもがいない
- パートナーの収入のみでも生活できる
- 十分な貯金がある
重要なのは、
**“誰かが自分に経済的に依存しているか”**という視点です。
② 火災保険(持ち家・賃貸どちらも重要)
「火事って滅多に起きないでしょ?」
と思われがちですが、火災保険は火事だけでなく、
- 台風
- 洪水
- 落雷
- 破損・爆発
- 盗難
- 窓ガラスの損傷
など、生活に関わるあらゆるトラブルをカバーします。
さらに日本は自然災害が多いため、
損害発生時の金額は 100万~数千万円 になることも。
▼賃貸でも必要?
ほぼ必須です。
理由は 「借家人賠償責任」 があるから。
火事や水漏れを自分の部屋から起こした場合、
壁・床・設備の修繕費を 自費で弁償しなければいけません。
③ 自動車保険(車に乗る人は絶対必要)
自家用車に乗るなら、
自動車保険は必須中の必須です。
なぜなら交通事故の賠償額は桁違い。
- 対人賠償:数千万〜数億円
- 対物賠償:数百〜数千万円
これを自費で支払うのは不可能です。
▼必ず選ぶべき条件
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
この2つは“命綱”です。
■ 逆に、不要になりがちな保険は?
ここまで読んだ方は
「じゃあ、他の保険はいらないの?」
と思ったはず。
実際に多くの保険は、なくても困らないケースが多いです。
▼不要になりやすい例
- 貯蓄型生命保険(利回りが低い、補償が薄い)
- がん保険(高額療養費制度と貯金で対応できる場合あり)
- 医療保険(高額療養費制度で対応できる)
- 特約だらけの複雑な保険
- なんとなく勧誘で入ってしまった保険
ポイントは、
「公的保険で守られる部分」と「自分の貯金でカバーできる部分」
を理解することです。
■ なぜ“3つだけでいい”のか?
理由はシンプル。
① リスクが大きいものだけ守ればいい
人生が壊れるほどのリスクに備えるのが保険の本質。
それ以外の小さなリスクは、
貯金でカバーしたほうが効率的です。
② 公的制度がとても強力
日本の社会保障は世界トップクラス。
- 健康保険
- 高額療養費制度
- 労災
- 失業手当
- 障害年金
多くのリスクは、すでに国の制度で守られています。
③ 保険は入りすぎると家計の負担が大きい
毎月の保険料が積み重なると、
- 貯金ができない
- 投資に回せない
- 生活が苦しくなる
という悪循環に陥ります。
だからこそ、
必要最低限の3つだけに絞るのが最も合理的。
■ まとめ|保険に必要なのは3つだけ。
最後にもう一度、
本当に必要な保険をおさらいします。
▼ 本当に必要な保険
✔ 生命保険(家族がいる人)
✔ 火災保険(持ち家・賃貸どちらも必要)
✔ 自動車保険(車に乗る人は絶対必要)
▼ 多くの保険は不要になりがち
- 貯蓄型保険
- 医療保険
- がん保険
- 複雑な特約
- 勧誘されてなんとなく入ったもの
保険は「とりあえず入るもの」ではありません。
あなたの生活リスクに合わせて必要なものだけ持つことで、
- 家計が軽くなる
- 貯金しやすくなる
- 必要なリスクにしっかり備えられる
そんな“強い家計”になります。
