初心者でも続く“自動化家計術”
家計簿が続かない人にこそおすすめなのが、家計簿アプリ**マネーフォワード(Money Forward ME)**を使った“自動化の家計管理”。
アプリに口座やカードを登録するだけで、毎月の入出金が自動で記録され、「どこにお金が消えているのか?」がひと目でわかるようになります。私もこのアプリを使い始めて家計管理が格段に楽になりました。
(私はスタンダードプランで年額5940円を使っています。)
この記事では、マネーフォワードを使った家計管理の基本と、毎月チェックすべきポイントを丁寧に解説します。
▶ マネーフォワードが家計管理の最強ツールと言われる理由
① 自動で家計簿ができる(続かない問題が消える)
最大のメリットは、記録の自動化。
銀行・クレジットカード・電子マネー・証券などを連携すると、勝手に集計されます。
② お金の“全体像”が見える
・口座残高
・カードの支払い
・ポイント
・資産の総額
これらが1つの画面で見えるため、お金の流れをつかみやすくなります。
③ 何に使ったか自動分類される
食費、日用品、固定費、教育費など、AIが自動仕分け。
後から編集も可能です。
▶ ステップ①:まずは口座とカードを連携する
マネーフォワードのアプリを入れたら、最初にやるべきことはこれだけ。
● 連携しておくべき最低ライン(初心者向け)
- 給与振込口座
- メインのクレジットカード
- 生活費用の銀行口座
- 電子マネー(PayPayなど1つ)
- 楽天ポイント or dポイントなど
まず3つ連携できたらOKです。
完璧を目指すと続かないので、後から追加していくイメージで大丈夫。
▶ ステップ②:支出を分類し、固定費を整理する
マネーフォワードの「支出」画面を見ると、すべての支払いが一覧化されます。
特に見てほしいのは “固定費が正しいカテゴリに入っているか”。
固定費はこのカテゴリに分類しておくと管理しやすい
- 家賃 → 住居
- スマホ・Wi-Fi → 通信
- 保険 → 保険
- 車の維持費 → 車両
- サブスク → 娯楽/その他
まずは固定費の見える化から始めましょう。
固定費が正しく分類されると、家計の“太っている部分”がひと目でわかります。
▶ ステップ③:月1回だけ「家計簿レポート」を確認する
毎日チェックする必要はありません。
月1回で十分。
【見るべき3つのポイント】
① 支出の総額
前月より増えていないか?
極端に高い項目はないか?
② カテゴリ別の支出
食費・日用品・娯楽が増えがち。
サブスクが意外に高い人も多いです。
③ 固定費の合計
固定費が20〜25%以下なら優秀。
(例:手取り20万円なら固定費は4~5万円が目安)
▶ ステップ④:サブスクの見直しをする
マネーフォワードの便利な機能として、
「サブスク一覧(定期支払い)」が自動で出てきます。
ここを毎月チェックするだけで家計が軽くなる!
- 登録した覚えがないもの
- 使ってないサービス
- 似たサービスが複数ある
- 無料期間が終わって料金発生している
などがすぐにわかるからです。
▶ ステップ⑤:目標を“金額ではなく行動”で決める
家計管理で挫折する原因の多くは、
目標金額だけを決めてしまうこと。
マネーフォワードを使った管理では、
「行動目標」を設定したほうが続くようです。
行動目標の例
- 毎月1回アプリを開く
- サブスクの見直しを月1回やる
- 食費の週予算をアプリで確認
- カードの支払い予定額を毎週チェック
行動が習慣化すれば、お金は自然と整っていきます。
▶ 1ヶ月使うだけで見えてくる“浪費のクセ”
マネーフォワードを1ヶ月使うと、自分の使い方のクセが浮き彫りになります。
- コンビニが多い(私はこれ!)
- サブスクに埋もれている
- 衝動買いの日が決まっている
- 出勤日の昼ご飯で支出が膨らむ
“なんとなく使っているお金”に気づくことが最大の改善ポイントです。
▶ まとめ:マネーフォワードは忙しいほど向いている
家計簿が苦手でも、めんどくさがりでも大丈夫。
マネーフォワードは自動化と見える化で、初心者の家計管理を支えてくれる最強のツールだと思います。
- まずは口座を3つ連携する
- 固定費を正しく分類する
- 月1回家計レポートを見る
- サブスクを整理する
この4ステップだけで、家計のムダは大きく改善できます。ぜひ、参考にしてみてください。
