はじめに
お金の本というと、
投資のテクニックや専門用語が多く、
「少し身構えてしまう」という方も多いのではないでしょうか。
私自身も、以前はそう感じていました。
そんな中で読んだのが
バビロン大富豪の教え です。
100年ほど前に書かれた本ですが、
内容はとてもシンプルで、
「これは時代が変わっても通じる話だな」と感じました。
今回は、この本を読んで
50代の今だからこそ腑に落ちたことを、
あくまで個人的な学びとして整理してみます。
「バビロン大富豪の教え」はどんな本か
この本は、
古代バビロンを舞台にした物語形式で進みます。
数字や理論で説明するのではなく、
登場人物たちの経験を通して、
お金との向き合い方の基本が語られていきます。
読んでいて感じた特徴は、
- 難しい知識がなくても理解できる
- 「増やす」より「守る・育てる」に重きがある
- 自分の生活に当てはめて考えやすい
投資経験の有無に関係なく、
落ち着いて読める内容だと思いました。
私が特に印象に残った考え方
収入は「余ったら貯める」ではなく「先に残す」
本を読みながら、
これまでの自分のお金の使い方を振り返りました。
以前の私は、
「今月余ったら貯金しよう」と考えていました。
しかし実際には、
生活費や急な出費で、
余ることはほとんどありません。
この本を通して、
金額の大小ではなく、
先に残すという考え方そのものが
大切なのだと気づかされました。
お金は、役割を与えてこそ生きる
もう一つ心に残ったのは、
お金をただ置いておくのではなく、
役割を持たせるという考え方です。
短期間で増やす方法や、
派手な成功談が語られているわけではありません。
- 自分が理解できる範囲で
- 無理のない形で
- 長い目で向き合う
この姿勢は、
今よく言われる長期的な資産形成とも
重なる部分が多いと感じました。
守れないお金はいずれ失う
読み進める中で、
過去の自分の行動を思い出す場面もありました。
内容をよく理解しないまま契約した保険や、
勧められるままに選んだ金融商品。
大きな失敗ではなかったものの、
「知らないまま任せる怖さ」は確かにありました。
理解できないものには近づかない。
この考え方は、
今の自分にとって一つの判断基準になっています。
50代で読んだからこそ感じたこと
50代になると、
- 老後資金が現実的なテーマになる
- 大きなリスクは取りにくくなる
- それでも、まだ時間は残っている
そんな立場に立つことが増えてきます。
「バビロン大富豪の教え」は、
焦って何かを始めさせる本ではありません。
その代わりに、
お金とどう付き合っていくかの土台を
静かに整えてくれる一冊だと感じました。
小説版と漫画版、どちらも読んで感じたこと
この本には、
文章中心の原作だけでなく、
小説版や漫画版もあります。
私は、
実際に小説版と漫画版の両方を読みました。
小説版は、
物語をじっくり味わいながら、
考え方を落ち着いて受け取れる良さがありました。
一方で漫画版は、
内容が視覚的に整理されていて、
「なるほど、こういうことか」と
直感的に理解しやすいと感じました。
どちらにも
それぞれに良さがあると思います。
活字が好きな方も、
漫画の方が入りやすい方も、
興味を持った方から手に取ってみてほしい、
そんな一冊です。
おわりに
お金の知識は、
早く知っていれば有利かもしれません。
ただ、
「今からでも考え直せる」と思わせてくれたのが、
この本でした。
私自身、
お金との向き合い方を
少し落ち着いて考えられるようになった気がします。
この記事が、
これからの生活や老後を考える方にとって、
小さなきっかけになれば幸いです。
※本記事は、個人の読書体験と考えをまとめたものであり、
特定の行動や投資・商品を勧めるものではありません。
