お金と向き合ってみて変わったこと
はじめに|お金の話を避けていた理由
以前の私は、お金の話に対して
「なんとなく、してはいけないもの」
という感覚を持っていました。
誰かに止められたわけでもありません。
ルールがあるわけでもない。
それでも、
- 口にすると生々しい気がする
- 話題にすると空気が変わりそう
- あまり触れない方が無難な気がする
そんな曖昧な感覚があり、
お金の話を自然と避けていたように思います。
「してはいけない」という感覚の正体
今振り返ると、
その感覚の正体は遠慮や思い込みだったのだと思います。
- お金の話は下品なのではないか
- 余裕があると思われても、ないと思われても嫌
- 詳しくないのに話すのはよくない
はっきりした理由はないのに、
「触れない方がいい」という空気だけがありました。
だから私は、
お金のことを考えるのも、話すのも、
どこか後ろめたさを感じながら距離を置いていたのだと思います。
きっかけは「このまま曖昧でいいのかな?」という疑問
そんな私が少しずつお金に向き合うようになったのは、
大きな出来事があったからではありません。
「もうすぐ50代も終わる。このまま、よく分からないままでいいのかな?」
そんな小さな疑問がきっかけでした。
いきなり何かを始めたわけではなく、
まずやったのはとても単純なことです。
- 今の自分の状況を知る
- 何にお金が使われているのかを見る
「判断する」でも
「改善する」でもなく、
ただ知ろうとしただけでした。
向き合って分かったこと|不安は増えなかった
正直に言うと、
お金のことを考え始める前は不安でした。
「考えたら、余計に心配になるのではないか」
そう思っていたからです。
でも実際は逆でした。
すべてが分かったわけではありません。
それでも、
- 自分の立ち位置が少し見えた
- 漠然とした不安に輪郭ができた
それだけで、
気持ちはずいぶん落ち着きました。
自分の経済状況が分かると、目標が見えてきた
もう一つ、大きな変化がありました。
それは、
目標を考えられるようになったことです。
以前は、
「なんとなく心配」
「将来が不安」
という感情だけがありました。
今は、
- これくらいは大切にしたい
- ここは無理をしなくていい
- こういう状態を目指したい
と、自分なりの基準を言葉にできるようになりました。
数字がはっきりしていなくても、
方向が見えただけで、気持ちは大きく変わりました。
いつの間にか、お金の話が楽しくなってきた
不思議なことに、
最近はお金の話を前より前向きに感じています。
最初から楽しかったわけではありません。
でも、
- 分かることが少しずつ増える
- 自分で考えられるようになる
- 行動につながる
この積み重ねが、
「避けたい話題」だったお金を、
「向き合ってもいい話題」に変えてくれました。
今では日常的にお金の話を夫婦で楽しくしています。
行動できるようになったのは、曖昧さが減ったから
以前の私は、
お金のことを考える前に止まっていました。
今は、
- 少し調べてみよう
- 話題にしてみよう
- 小さく動いてみよう
と思えるようになっています。
これは、
不安がなくなったからではありません。
曖昧なまま放置しなくなったからだと思っています。
おわりに|「なんとなく避けている人」へ
お金の話は、
今でも簡単な話題ではありません。
それでも一つ言えるのは、
向き合う前より、
向き合った今の方が、ずっと気持ちが楽だということ。
完璧に理解する必要はありません。
すぐに行動する必要もありません。
ただ、
「なんとなく避けている状態」から一歩出るだけで、
見える景色は少し変わる。
これは、あくまで私の体験です。
もし同じように
「お金の話は、なんとなくしてはいけない気がする」
と感じている方がいたら、
こんな変化もある、という一例として受け取ってもらえたら嬉しいです。
