■ はじめに
家計管理をきちんとやろう、と決めた日。
まず取り組んだのは「家の通帳を全部集めて現状を見える化すること」でした。
すると――
10年以上前の、すっかり忘れていた通帳が1冊出てきたのです。
正直、「これ、残高ゼロでしょ」と思っていました。
ところが、念のため記帳しに銀行へ行ってみたら…
なんと 約60万円 が眠っていたのです。
■ 10年放置の通帳に60万円
その通帳は、子供が保育園に通っていた頃の支払い用の口座でした。
引越しして以来使わなくなり、気づけば10年以上放置。
記帳した瞬間、久しぶりに出てくる取引履歴を見て思わず固まりました。
「え、こんなに残ってたの…?」
自分のお金なのに、自分でも把握していない。
まさに家計管理ができていない象徴のような出来事でした。
■ そこから分かった「家計管理の最初の一歩」
今回の出来事で痛感したのは、
家計管理の第一歩は“現状を全部把握すること” だということ。
- 使っている通帳
- 使っていない通帳
- どこにどれだけ残高があるのか
- 引き落とし口座がどれなのか
- カード支払いはどの口座につながっているのか
ここを整理しないと正しい家計管理は絶対にできません。
特に、多くの家庭で起こりがちなことが…
📌 「昔の口座が放置されている」
📌 「どの引き落としがどの口座なのか誰も分かってない」
📌 「残高管理ができていない」
今回の“60万円事件”で、まさにそれを身をもって感じました。
■ これから家計管理を始める人へ
もし、あなたもこれから家計管理を整えたいなら…
まず通帳を全部探してください。
家中の引き出し、棚、書類ボックス。
家族の分もまとめてチェック。
そして、必ず全通帳を記帳する。
そこから家計の全体像が見えてきます。
- どの口座をメインにするか
- どの口座を解約するか
- 固定費の引き落としをどこにまとめるか
- 無駄な口座管理手数料がないか
家計管理は「仕組み作り」がすべて。
そのスタート地点は “お金の位置情報”を正確に知ること です。
■ おわりに
10年放置していた通帳から60万円が出てきたのは、
確かに“ラッキー”な出来事でした。
でも、それ以上に大きかったのは…
「お金を把握する大切さ」を身をもって学べたこと。
家計管理は難しくありません。
まずは、「今、自分の家のお金がどこにあるのか?」
それを知るところから始めてみてください。
きっと、あなたの家にも“眠っているお金”があるかもしれません。今すぐ調べましょう!!
