整理できていなかったお金の話
導入|振り返って気づいたこと
今思えば、私はお金のことを深く考えないまま大人になってきました。
仕事や家庭に追われ、「そのうち考えればいい」「今は忙しいから」と後回しにしてきた結果、気づけばいくつもの契約や口座を抱えたまま、不安だけが残っていました。
特別に浪費していたわけでもなく、大きな失敗をした自覚もありません。
それでも、**「よく分からないまま続けていたこと」**が、あとになって気になり始めたのです。
中身の分からない保険に入り続けていた
保険は「万が一のために入るもの」。
そう思い、勧められるままに加入してきました。
月々いくら払っているのか、どんなときにどれくらい保障されるのか。
聞かれたら、正直うまく説明できませんでした。
- たぶん必要なはず
- 解約すると損しそう
- 専門的で難しそう
そんな理由で、そのままにしていたのだと思います。
今振り返ると、保険そのものより、「理解していない状態」が不安の原因でした。
安心のために入ったはずなのに、内容が分からないことで、逆にモヤモヤしていたのです。
クレジットカードや銀行口座を整理していなかった
クレジットカードも、銀行口座も、気づけば増えていました。
- ポイントが貯まるから
- 手続きが簡単だったから
- 勧められたから
その場の判断で作り、使わなくなってもそのまま放置。
どのカードを何に使っているのか、どの口座にいくら入っているのか、すぐに答えられない状態でした。
大きなトラブルがあったわけではありません。
ただ、自分のお金の全体像が見えないことに、少しずつ不安を感じるようになりました。
なぜ、お金の勉強をしてこなかったのか
理由ははっきりしています。
- 忙しかった
- 難しそうだった
- 何とかなると思っていた
50代が近づくまで、「本気で向き合うきっかけ」がなかったのだと思います。
生活は回っていたし、急に困ることもなかった。
だからこそ、考える必要性を感じなかったのかもしれません。
50代が近づいて、初めて感じた違和感
年齢を意識するようになり、ふと将来のことを考えたとき、
「このままで大丈夫だろうか」と思うようになりました。
お金が足りるかどうか以前に、
自分の状況を説明できないことが気になったのです。
- どんな保険に入っているのか
- どこにいくらあるのか
- 毎月どれくらい出ていっているのか
知らないままでいることが、一番の不安だったと、今は感じています。
今だから思うこと
若い頃に完璧な知識を持つ必要はなかったと思います。
ただ、少しでも「知ろうとする姿勢」があれば違ったかもしれない。
それが正直な感想です。
最近は、少しずつ整理し、把握することから始めています。
それだけでも、以前より気持ちはずいぶん楽になりました。
同じような方へ伝えたいこと
もし、
- 保険の内容を説明できない
- 口座やカードがいくつあるか分からない
- お金の話を避けてきた
そんな思いが少しでもあれば、それは決して珍しいことではありません。
いきなり見直したり、決断したりしなくて大丈夫です。
まずは「知る」「把握する」だけで十分だと、私は感じています。
お金の勉強は、何かを始めるためだけでなく、
これからを安心して過ごすための一歩なのかもしれません。
