焦らず、比べず、続ける
はじめに
50代になると、お金に対する見え方が少しずつ変わってきます。
老後資金、子どもの教育費、親のこと、自分の健康……。
若い頃には考えなかった現実が、急に身近に感じられるようになりました。
一方で、
「今からじゃ遅いのでは?」
「もっと早く始めていればよかった」
そんな焦りや後悔を感じることもあります。
私自身も、50代を迎えてから初めて、お金ときちんと向き合おうと思うようになりました。
この記事では、そんな私の体験をもとに、50代から意識したい「お金との向き合い方」についてまとめます。
50代になると、お金の不安は形を変える
若い頃は、
- 収入が増えるかどうか
- 貯金ができているか
といった点が気になっていました。
ところが50代になると、
- これから大きく収入が増える可能性は高くない
- 使うお金にも期限がある
- 老後が「想像」から「現実」に近づく
そんな感覚に変わってきます。
この変化に気づかず、若い頃と同じ考え方を続けると、
必要以上に不安になったり、逆に目を背けてしまったりしがちです。
焦らなくていいと気づいた理由
正直に言うと、私も最初は焦りました。
周囲の話やネットの情報を見ると、
「もっと増やさないと」
「今すぐ何か始めないと」
そんな気持ちが強くなったからです。
でも、あるとき気づきました。
焦って決めたことほど、長続きしないということに。
50代からのお金との向き合い方で大切なのは、
「一気に取り戻す」ことではなく、
これからをどう安定させるかだと思うようになりました。
比べないことで、気持ちが楽になった
SNSやブログを見ると、
- もっと貯めている人
- うまく運用している人
がどうしても目に入ります。
以前の私は、そうした情報と自分を比べて落ち込むことがありました。
でも、冷静に考えると、
家族構成も、収入も、これまでの選択も、すべて人それぞれです。
今は、
「昨日の自分と比べる」
これだけを意識するようにしています。
少しでも把握できるようになった
少しでも無駄に気づけた
それだけでも前進だと考えています。
続けられることを優先する
50代から始めるお金の取り組みで、私が一番大切にしているのは、
続けられるかどうかです。
- 完璧な家計管理でなくていい
- 毎月大きく増やせなくてもいい
- 途中で見直してもいい
「やめてしまわない仕組み」を作ることの方が、ずっと大切だと感じています。
無理をしない
難しくしすぎない
生活の中に自然に組み込む
この3つを意識するだけで、気持ちはかなり楽になりました。
お金は人生を支える“道具”
50代になって改めて思うのは、
お金は「目的」ではなく、人生を支えるための道具だということです。
不安を減らすため
選択肢を残すため
安心して暮らすため
その役割を果たしてくれれば十分です。
「いくら増やしたか」よりも、
「どう生きたいか」を考えた上で、お金と向き合う。
今はそんなスタンスが、自分には合っていると感じています。
おわりに
50代からのお金との向き合い方に、正解はありません。
ただ、私自身の経験から言えるのは、
- 焦らなくていい
- 比べなくていい
- 続けることを大事にすればいい
ということです。
これから先の人生を、少しでも安心して過ごすために。
無理のないペースで、お金と向き合っていけたら十分ではないでしょうか。
