倹約の意味
目次
はじめに|節約(倹約)しているつもりなのに、なぜか苦しかった
若い頃から、
私は「無駄遣いをしないようにしよう」と心がけてきました。
いわゆる節約、あるいは倹約のつもりでしたが、
今振り返ると、どこか気持ちが苦しかったように思います。
50代になってから、
その理由が少しずつ分かってきました。
それは、
倹約とけちの違いを、自分の中で整理できていなかったからかもしれません。
倹約とけちは、何が違うのか
どちらも「お金を大切にする」行動に見えますが、
実は考え方の向きが大きく違うと感じています。
倹約とは|目的が「自分と暮らし」に向いている
私なりの理解では、倹約は、
- 必要なところには使う
- 無理のない範囲で抑える
- 将来や安心のために整える
といった、
自分や家族の暮らしを守るための選択です。
使う・使わないの判断に、
納得感があります。
けちとは|目的が「お金を減らさないこと」だけになっている
一方で、けちは、
- 使うこと自体が不安
- 必要でも我慢してしまう
- 使った後に後悔が残る
など、
お金そのものに気持ちが縛られている状態だと感じます。
結果として、
- 気持ちが疲れる
- 周囲との関係がぎくしゃくする
- 満足感が残らない
こともありました。
私が「これはけちだったかもしれない」と感じた瞬間
以前の私は、
- 本当は必要だと思っているものを買わない
- 家族に遠慮させてしまう
- 「もったいない」が口癖になる
そんな場面がありました。
節約しているつもりでも、
心が窮屈になっていたのです。
そのとき初めて、
「これは倹約ではなく、けちに近かったのかもしれない」
と感じました。
倹約か、けちかを分ける一つの基準
50代になった今、
私が一つの目安にしているのは、次の問いです。
その選択は、あとで気持ちよく振り返れるか?
- 使わなくて納得できる → 倹約
- 使わなかったことを後悔する → けち
この基準で考えると、
判断が少し楽になりました。
50代からは「心が軽くなるお金の使い方」を選びたい
年齢を重ねるにつれて、
- 体力
- 気力
- 時間
は、少しずつ変わってきます。
だからこそ、
お金を守ることと、気持ちを守ることの両方が大切だと感じています。
- 無理に我慢しない
- 価値を感じるところには使う
- 使ったあとに後悔しない
これが、
今の私にとっての「倹約」です。
まとめ|倹約は前向き、けちは苦しくなる
倹約とけちは、
似ているようで、実はまったく違います。
- 倹約:暮らしを整えるため
- けち:不安から守ろうとする行動
50代からは、
お金を減らさないことより、気持ちが軽くなる選択を
大切にしたいと思うようになりました。
これからも、
自分なりのペースで、
納得できるお金の使い方を続けていきたいと思います。
