リボ払いでの失敗を機に気づいたこと
これまでのお金の判断を振り返ると、私は「相場」を知らないまま選択してきた場面が多くありました。
高いのか安いのか、妥当なのかどうか。
その基準を持たないまま、「こんなものだろう」「みんな使っているから」と判断していたのです。
当時はそれで問題ないと思っていました。
しかし今思えば、その“分からないまま”が、不安や失敗の原因になっていたように感じます。
相場を知らないと、判断そのものができない
相場を知らない状態では、「比較する」という発想自体が生まれません。
比較できないから、選択肢があっても考えようがない。
結果として、勧められたものをそのまま受け入れることになります。
私自身、保険や金融サービスについて「自分で選んでいるつもり」でしたが、実際は判断を他人に委ねていた部分が大きかったと思います。
リボ払いの利息が高いことに気づいていなかった失敗
その典型的な例が、クレジットカードのリボ払いでした。
毎月の支払い額が一定で、家計管理が楽になる。
そんな説明を聞き、「便利な仕組みだ」と思って利用していました。
当時の私は、リボ払いの金利がどれくらいなのかを、ほとんど意識していなかったのです。
利息は年率で見れば10%を超えることもありますが、
その「相場」を知らなかった私は、
「少しずつ払っているから大丈夫だろう」と軽く考えていました。
気づいたときには、元金がなかなか減らず、
「こんなに払っているのに、まだ終わらないのか」と違和感を覚えました。
そこで初めて、リボ払いの仕組みと利息を調べました。
そのとき感じたのは、驚きと同時に、
「相場を知らないまま使っていた自分への反省」でした。
高いか安いか分からないことが、一番のリスクだった
リボ払いが悪い仕組みだと言いたいわけではありません。
問題だったのは、私が「相場」を知らずに使っていたことです。
もし、
「一般的なローン金利はどれくらいか」
「リボ払いの利息はどの位置にあるのか」
を知っていれば、使い方は違っていたと思います。
相場を知らないと、
損をしているかどうかすら分からない。
それが一番のリスクなのだと、身をもって感じました。
相場を知ることは、細かく比較することではなかった
この経験から、私は「相場を知る」ことの意味を考えるようになりました。
それは、最安値を探すことでも、完璧な知識を身につけることでもありません。
・だいたいどのくらいが一般的なのか
・極端に高いものはどれか
・なぜ差が生まれるのか
この程度を知るだけで、判断はずいぶん楽になります。
相場を知ることは、「失敗しにくくなるための目安」を持つことなのだと思います。
相場を知ったことで、立ち止まれるようになった
相場を意識するようになってから、
私はすぐに決めないようになりました。
「これは本当に妥当なのか」
「他と比べてどうなのか」
そう考える時間を持てるようになっただけで、
お金に対する不安は少しずつ減っていきました。
相場を知ることで、
判断を急がなくてよくなった。
それが一番の変化だったかもしれません。
完璧に知らなくても、知ろうとする姿勢で十分
今でも、すべての相場を把握しているわけではありません。
それでも、「調べてみよう」「確認してみよう」と思えるようになったことは、大きな進歩だと感じています。
相場を知ることは、
お金に詳しくなることではなく、
お金に振り回されにくくなること。
リボ払いの失敗を通して、
私はそのことを学びました。
※本記事は、筆者の個人的な体験と気づきをもとにした内容であり、特定の金融商品や支払い方法を推奨・否定するものではありません。
