投資で一番大切だと後から気づいたこと
投資を始めたばかりの頃の私は、
「余裕資金でやっているつもり」でした。
生活費は一応残している。
すぐに使う予定もない。
だから問題ないだろう——そう思っていました。
今振り返ると、この考え方が一番危なかったと感じています。
「余裕資金」のつもりが、実は余裕ではなかった
当時の私は、
- 給与口座にあるお金
- なんとなく貯まっていた預金
この中から「使っていない分」を投資に回していました。
ところが、あるとき相場が下がりました。
評価額が毎日少しずつ減っていくのを見て、
頭では「長期なら問題ない」と分かっているのに、
気持ちはまったく落ち着きませんでした。
理由ははっきりしています。
そのお金が、生活と完全に切り離されていなかったからです。
下落よりも怖かったのは「生活への不安」
相場が下がるたびに、こんな考えが頭をよぎりました。
- もし急な出費があったらどうしよう
- このまま戻らなかったら困る
- 今売っておいた方が安全なのではないか
投資そのものより、
生活に影響が出るかもしれない不安の方が大きくなっていました。
結果として、
「本当は売らなくてもよかったタイミング」で一部を売却しました。
これは今でも、
「もったいない判断だった」と感じています。
生活資金と投資資金を分けてから変わったこと
その経験をきっかけに、私は次のことを徹底しました。
- 生活費・緊急資金は別口座に確保
- 投資に回す金額を明確に決める
- 投資用口座には“使う予定のないお金だけ”を入れる
これをしただけで、
相場の見え方が大きく変わりました。
同じように価格が下がっても、
- 「生活には影響しない」
- 「今はそういう時期だ」
と、以前より冷静に受け止められるようになったのです。
緊急資金がある安心感は想像以上
特に大きかったのは、
緊急資金を確保している安心感です。
生活費の数か月分を現金で残しておくだけで、
- 投資の値動きに一喜一憂しなくなる
- 不安から来る売買をしなくなる
- 投資を「長期目線」で見られる
ようになりました。
投資の知識が増えたというより、
お金の置き方を変えただけで、行動が変わった感覚です。
投資で失敗しやすいのは「判断」ではなく「準備」
今思うのは、
投資でつまずく原因は、
商品選びよりも準備不足であることが多いということです。
生活資金と投資資金を分けていないと、
- 不安が判断を狂わせる
- 続けられなくなる
- 投資そのものが嫌になる
という悪循環に陥りやすくなります。
まとめ:私が最初にやるべきだったこと
もし過去の自分に一つだけアドバイスできるなら、
こう言います。
「投資の勉強より先に、お金の置き場所を分けなさい」
- 生活資金は守る
- 投資資金は余裕をもって構える
- 口座も気持ちも切り離す
これができて初めて、
投資は“続けられるもの”になると実感しています。
投資を始める前の方、
あるいは不安を感じながら続けている方にとって、
この視点が少しでも参考になれば幸いです。
※本記事は、あくまで私自身の経験と考えをまとめたものであり、投資判断はご自身の状況に合わせて行ってください。
