マネー習慣の第一歩は「家計管理」です。
「家計管理って難しそう…」
そう感じる人は多いですが、実はたった5つのステップで誰でも始められます。
この記事では、家計管理が初めての方でも迷わず進められるよう、
やることを順番に・簡単に・実践しやすくまとめました。参考になれば幸いです。
目次
STEP1|まず“現状”を知る:収入と支出を書き出す
家計管理は、ここがスタート地点です。
いきなり節約しようとしても、どこを絞ればいいか分からなければ続きません。
▼書き出す内容
- 月の手取り収入
- 固定費(毎月必ず出るお金)
例:家賃・光熱費・通信費・保険・サブスク - 変動費(毎月変わるお金)
例:食費・日用品・交際費・娯楽
▼おすすめのやり方
- ノートにざっくり書き出す
- スマホのメモでもOK
- 家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使えば自動で集計されて楽(私も使ってます)
最初は「正確でなくてOK」です。
お金の流れを“見える化”するのが目的だからです。
STEP2|支出を“固定費”と“変動費”に分ける
家計改善は、まず固定費の見直しからが最も効果的です。
▼固定費は“毎月勝手に出ていくお金”
例:
- 家賃
- 通信費(スマホ・Wi-Fi)
- 保険
- サブスク
- 車維持費
固定費は一度下げると、翌月から自動で節約効果が続きます。
▼変動費は“その月によって変わるお金”
食費や日用品は極端に削るとストレスになるので、後回しでOKです。
STEP3|ムダを発見して削る(優先度:固定費 → 変動費)
STEP2で分類したら、次はムダの発見。
▼まず固定費の見直し
- 格安SIMに変更する(楽天経済圏の私は、楽天モバイルの最強プランに変更)
- 不要なサブスクを解約(意外と把握できていなかったんですよね)
- 保険が高すぎないか確認(これが最も効果がありました!)
- クレジットカードの年会費をチェック(使わないクレジットカードがたくさん)
1つ見直すだけで年間2〜5万円変わることはよくあります。私は月に3万円ほど減らすことができました。その内容については別の記事で紹介します。
▼次に変動費
- 食費は「まとめ買い」でコントロール
- コンビニを減らす
- 予算を決めて使いすぎ防止
- 流行り買い・なんとなく買いを見直す
「制限する」よりも
“使いすぎポイント”を知ってコントロールする意識が大事。
STEP4|予算を決める:使っていいお金の枠をつくる
支出を減らしたら、次は予算作り。
▼予算の基本の考え方
- 固定費:できるだけスリムに
- 変動費:自分の生活に合った“許容ライン”を決める
- 貯蓄:先取りで強制的に確保する 余剰資金を作り出す!
▼おすすめ:30万円手取りの例
- 生活費:70% 21万円
- 貯蓄・投資:20% 6万円
- 自由費:10% 3万円
※これは一例。あなたの家庭の状況に合わせて調整OK。
STEP5|自動化して“続く仕組み”をつくる
家計管理の成功ポイントは、とにかく自動化です。
▼自動化の例
- 給料日→自動で「貯蓄用口座」へ振り分け
- クレジットカードに固定費をまとめる
- マネーフォワードMEで毎月の支出を自動集計
- 投資は新NISAで自動積立
最初の設定さえしてしまえば、
その後は手間をかけずに家計が整います。
▼まとめ|家計管理は5ステップで誰でもできる
①現状を書き出す
②固定費と変動費に分ける
③ムダを削る(固定費から)
④予算を決める
⑤自動化して続く仕組みにする
家計管理は「節約」よりも
お金の流れをつかむことがいちばん大切です。
最初の一歩として、
今日このあと 10分だけでも書き出してみると効果を感じられます。はじめの一歩!
