全米株式(VTI型投資信託)は家族にすすめられる?
はじめに
これまでこのシリーズでは、
- オルカン
- S&P500
- NASDAQ100
- FANG+
を紹介してきました。
そして今回紹介するのは、
全米株式(VTI型投資信託)
です。
投資を勉強していると、
「S&P500と全米株式は何が違うの?」
という疑問を持つ人は少なくありません。
実際、私も最初は違いがよく分かりませんでした。
さらに、お笑い芸人であり実業家としても知られる厚切りジェイソンさんが著書で紹介していることでも有名です。
今回は、
「全米株式(VTI型投資信託)は家族にすすめられるのか?」
という視点で整理してみます。
青さんの「家族にすすめる投資信託シリーズ」
第1弾
家族にすすめるならオルカン?
第2弾
S&P500はやっぱり強い?
第3弾
NASDAQ100は50代でもアリ?
第4弾
FANG+は家族にすすめられる?
第5弾(今回)
全米株式(VTI型投資信託)は家族にすすめられる?
全米株式とは?
全米株式とは、
アメリカ市場に上場する企業全体へ投資する商品です。
代表的なのが
Vanguard Total Stock Market ETF
です。
VTIはアメリカで非常に人気のあるETFで、
日本でもVTIと同じような値動きを目指す投資信託が販売されています。
厚切りジェイソンさんも紹介している投資法
全米株式が注目される理由の一つが、
厚切りジェイソンさんの存在です。
著書
ジェイソン流 お金の増やし方
の中で、
「アメリカ経済全体へ投資する」
という考え方を紹介しています。
どの会社が伸びるかを予想するのではなく、
アメリカ全体の成長に投資する。
とてもシンプルで分かりやすい考え方です。
S&P500との違い
ここが一番気になるポイントです。
S&P500
約500社
アメリカを代表する大型企業中心
全米株式
約4,000社
大型株
中型株
小型株
まで含む
簡単に言うと、
S&P500
アメリカの優等生500人
全米株式
アメリカの学校全体
というイメージです。
主な構成銘柄
上位銘柄はS&P500とほぼ同じです。
例えば、
- Apple
- Microsoft
- NVIDIA
- Amazon
- Meta
などです。
そのため、
実際の値動きもS&P500とかなり似ています。
全米株式のメリット
① アメリカ市場を丸ごと買える
最大の魅力です。
大型企業だけでなく、
将来成長するかもしれない中小企業も含まれています。
② S&P500より分散されている
企業数は500社ではなく、
数千社規模です。
理論上はS&P500より分散効果があります。
③ 将来のスター企業を取り込める
今は小さな企業でも、
将来は巨大企業になる可能性があります。
全米株式なら最初から保有できます。
④ シンプルで分かりやすい
「アメリカ全体を買う」
という考え方は初心者にも理解しやすいです。
全米株式のデメリット
① S&P500との差は意外と小さい
これが最大のポイントです。
上位企業の影響が大きいため、
値動きはS&P500と非常によく似ています。
そのため、
両方を持つ必要性はあまり高くありません。
② アメリカ1国に集中する
オルカンのような世界分散ではありません。
アメリカが不調になると大きな影響を受けます。
③ NASDAQ100やFANG+ほどの爆発力はない
ハイテク企業へ集中しているわけではないため、
大きな成長を狙う商品ではありません。
その代わり安定感があります。
私なら家族にすすめる?
答えは
かなりアリ
です。
実際、
オルカンとS&P500に並ぶ有力候補だと思います。
S&P500とどちらを選ぶ?
正直なところ、
私はどちらを選んでも大差ないと思っています。
初心者には説明しやすいので、
S&P500をすすめることが多いです。
しかし、
「アメリカ全体を買いたい」
という考え方には非常に共感できます。
50代でもアリ?
もちろんアリです。
全米株式は、
- オルカンほど広くない
- NASDAQ100ほど攻めていない
- FANG+ほど集中していない
ちょうど中間のような存在です。
長期投資との相性も良いと思います。
青さんのひとこと
正直なところ、
S&P500と全米株式の差はそれほど大きくありません。
だからこそ、
どちらが勝つかを考えるより、
長く続けられる方を選ぶことが大切だと思います。
厚切りジェイソンさんも、
「アメリカ全体へ投資する」
という考え方を紹介しています。
私自身も、
このシンプルさは魅力だと感じます。
もし家族から
「オルカン以外で何か一つ選ぶなら?」
と聞かれたら、
全米株式は十分候補になる商品だと思っています。
次回予告
青さんの「家族にすすめる投資信託シリーズ」⑥
先進国株インデックスは家族にすすめられる?
- オルカンとの違い
- 新興国を入れないメリット
- 先進国だけで十分なのか?
について整理してみたいと思います。
免責事項
本記事は筆者個人の体験や考えをまとめたものであり、特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。
投資には価格変動リスクや元本割れのリスクがあります。
記事内の内容は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。
投資判断はご自身の責任と判断でお願いいたします。
