8資産均等型は家族にすすめられる?
はじめに
これまでこのシリーズでは、
- オルカン
- S&P500
- NASDAQ100
- FANG+
- 全米株式(VTI型投資信託)
- 先進国株インデックス
を紹介してきました。
これらに共通しているのは、
「株式中心の投資」
ということです。
しかし、
投資の世界には
「株だけではない」
という考え方もあります。
そこで今回紹介するのが
8資産均等型
です。
最近はあまり話題になりませんが、
実は50代以降と相性の良い投資信託だと私は思っています。
今回は、
「8資産均等型は家族にすすめられるのか?」
という視点で整理してみます。
青さんの「家族にすすめる投資信託シリーズ」
① オルカン
② S&P500
③ NASDAQ100
④ FANG+
⑤ 全米株式(VTI型投資信託)
⑥ 先進国株インデックス
⑦ 8資産均等型(今回)
8資産均等型とは?
簡単に言うと、
世界中のさまざまな資産へ均等に投資する商品
です。
代表的な商品として
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
があります。
8つの資産とは?
8資産均等型は、
次の資産へ12.5%ずつ投資します。
国内株式
日本企業
先進国株式
アメリカやヨーロッパ
新興国株式
中国やインドなど
国内債券
日本国債など
先進国債券
米国債など
新興国債券
新興国の国債など
国内REIT
日本の不動産
先進国REIT
海外の不動産
つまり、
株だけではなく、
債券や不動産にも投資します。
オルカンとの違い
ここが一番大きな違いです。
オルカン
ほぼ100%株式
8資産均等型
- 株式
- 債券
- REIT
へ分散
つまり、
オルカンは
「攻め」
8資産均等型は
「守り」
の要素が強い商品です。
8資産均等型のメリット
① とにかく分散されている
最大の魅力です。
株だけでなく、
債券や不動産にも投資しています。
そのため、
どこか一つが不調でも
全体への影響を抑えられます。
② 暴落時のダメージが比較的小さい
株式100%のファンドは、
大きな暴落時に大きく下がります。
一方、
8資産均等型は債券も入っているため、
下落幅を抑えられる可能性があります。
③ ほったらかしで運用できる
自分で
- 株
- 債券
- REIT
の割合を調整する必要がありません。
ファンドが自動でリバランスしてくれます。
④ 50代以降と相性が良い
退職が近づくと、
「増やすこと」
だけでなく
「減らさないこと」
も重要になります。
その意味で、
守りの資産を含む8資産均等型は魅力があります。
8資産均等型のデメリット
① オルカンほど増えにくい
これは最大のデメリットです。
長期で見ると、
株式100%のオルカンやS&P500の方が高いリターンになる可能性があります。
② 債券が足を引っ張ることもある
株式が大きく上昇する局面では、
債券部分がリターンを抑えることがあります。
③ 若い人には物足りないかもしれない
20代や30代なら、
もっとリスクを取れる場合もあります。
そのため、
若い世代にはオルカンやS&P500の方が向いているケースもあります。
50代には向いている?
私はかなり向いていると思います。
なぜなら、
50代になると
「資産を増やす」
だけでなく
「資産を守る」
ことも考える必要があるからです。
私なら家族にすすめる?
答えは
条件付きでアリ
です。
こんな人にはおすすめ
✅ 投資初心者
✅ 暴落が怖い
✅ 値動きを抑えたい
✅ 老後資金を意識している
✅ ほったらかしで運用したい
こんな人には向かない
❌ 大きく資産を増やしたい
❌ 20年以上運用できる若い世代
❌ 値動きの大きさを受け入れられる
オルカンとどちらを選ぶ?
私なら、
40代以下ならオルカン。
50代以降なら
8資産均等型も十分選択肢になると思います。
青さんのひとこと
正直なところ、
新NISAの話題では
オルカンやS&P500ばかり注目されています。
しかし、
50代になると
「どれだけ増えるか」
だけではなく、
「安心して続けられるか」
も大切です。
8資産均等型は派手ではありません。
でも、
世界中の株式・債券・不動産へバランスよく投資できる安心感があります。
もし家族から
「投資はしたいけど暴落は怖い」
と相談されたら、
私は8資産均等型も候補として紹介すると思います。
次回予告
青さんの「家族にすすめる投資信託シリーズ」⑧
新興国株インデックスは家族にすすめられる?
- インドは本当に伸びるのか?
- 中国はどう考える?
- オルカンとの違い
- 新興国だけで投資する価値はあるのか?
について整理してみたいと思います。
免責事項
本記事は筆者個人の体験や考えをまとめたものであり、特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。
投資には価格変動リスクや元本割れのリスクがあります。
記事内の内容は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。
投資判断はご自身の責任と判断でお願いいたします。
