ゴールドファンドは家族にすすめられる?
はじめに
これまでこのシリーズでは、
- オルカン
- S&P500
- NASDAQ100
- FANG+
- 全米株式(VTI型投資信託)
- 先進国株インデックス
- 8資産均等型
- 新興国株インデックス
- J-REITインデックス
を紹介してきました。
今回紹介するのは、
**ゴールドファンド(金)**です。
最近はニュースでも、
「金価格が過去最高値を更新」
という話題をよく耳にします。
そのため、
「今から買っても大丈夫?」
「株より金の方が安心なの?」
と思う人も多いのではないでしょうか。
今回は、
「ゴールドファンドは家族にすすめられるのか?」
という視点で整理してみます。
青さんの「家族にすすめる投資信託シリーズ」
① オルカン
② S&P500
③ NASDAQ100
④ FANG+
⑤ 全米株式(VTI型投資信託)
⑥ 先進国株インデックス
⑦ 8資産均等型
⑧ 新興国株インデックス
⑨ J-REITインデックス
⑩ ゴールドファンド(今回)
ゴールドファンドとは?
ゴールドファンドは、
金(ゴールド)の価格に連動することを目指す投資信託です。
実際に金の延べ棒を買うわけではなく、
金価格に連動する仕組みを利用して運用されています。
そのため、
少額から金へ投資できます。
なぜ金は人気なの?
金は昔から
「有事の資産」
と言われています。
例えば、
- 戦争
- 金融危機
- インフレ
- 円安
などが起こると、
金が買われることがあります。
ゴールドファンドのメリット
① インフレに強いと言われている
物価が上がると、
現金の価値は下がります。
一方、
金は価値が保たれやすいと言われています。
② 株式とは違う値動きをする
株価が下がる局面でも、
金価格が上昇することがあります。
そのため、
資産全体の分散効果が期待できます。
③ 少額で始められる
以前は金投資というと、
金地金や金貨を購入するイメージがありました。
しかし現在は、
投資信託なら100円から積立できる商品もあります。
④ 世界共通の価値
金は国が変わっても価値があります。
そのため、
長い歴史の中で資産の保全手段として利用されてきました。
ゴールドファンドのデメリット
① 配当金がない
最大のデメリットです。
株式のように
配当金はありません。
利益は価格上昇だけになります。
② 長期リターンは株式が上回る傾向
長い期間で見ると、
株式の方が高いリターンになったケースが多くあります。
資産を大きく増やしたい人には、
物足りないかもしれません。
③ 値動きが読みにくい
金は企業の利益で価格が決まるわけではありません。
景気や金利、
地政学リスクなど、
さまざまな要因で価格が変動します。
オルカンとの違い
オルカン
世界中の企業へ投資
企業が利益を出して成長することで資産が増えることを期待する商品
ゴールドファンド
金そのものへ投資
企業ではなく、
金の価格が上がることを期待する商品
つまり、
投資対象がまったく違います。
ゴールドだけ持てばいい?
私の答えは
NO
です。
ゴールドは、
資産を守る力はあります。
しかし、
資産を育てる力は株式ほど高くありません。
私なら家族にすすめる?
答えは、
条件付きでアリ
です。
ゴールドだけを持つのではなく、
株式と組み合わせることをおすすめします。
こんな人におすすめ
✅ インフレが心配
✅ 世界情勢が不安
✅ 株だけでは心配
✅ 資産を分散したい
こんな人には向かない
❌ 資産を大きく増やしたい
❌ 配当金が欲しい
❌ 株式だけで十分と思っている
50代でもアリ?
私はアリだと思います。
50代になると、
「増やす」
だけでなく、
「守る」
ことも考えるようになります。
その意味では、
ゴールドは資産を守る役割として魅力があります。
私ならどうする?
もし私が資産を運用するなら、
資産の中心は
オルカンやS&P500です。
ゴールドは、
全体の5〜10%程度を目安に保有するくらいがちょうど良いと考えています。
株式だけでは不安なとき、
ゴールドが心の支えになることもあります。
青さんのひとこと
投資を始めた頃の私は、
「一番増える商品は何だろう?」
と考えていました。
でも50代になった今は、
「どうすれば安心して続けられるか」
を大切にしています。
ゴールドは、
資産形成の主役ではありません。
でも、
株式市場が大きく下落したとき、
「持っていて良かった」
と思える場面があるかもしれません。
家族にすすめるなら、
オルカンやS&P500を土台にして、
ゴールドを少し加える。
そんなバランスが私には合っていると思います。
シリーズ完結
ここまで全10回にわたり、
「家族にすすめる投資信託シリーズ」
をお届けしてきました。
どの商品にも、
メリットとデメリットがあります。
大切なのは、
「一番儲かる商品」を探すことではなく、
自分や家族が安心して長く続けられる商品を選ぶことです。
このシリーズが、
皆さんの資産形成のヒントになればうれしいです。
免責事項
本記事は筆者個人の体験や考えをまとめたものであり、特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。
投資には価格変動リスクや元本割れのリスクがあります。
記事内の内容は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。
投資判断はご自身の責任と判断でお願いいたします。
