新興国株インデックスは家族にすすめられる?
はじめに
これまでこのシリーズでは、
- オルカン
- S&P500
- NASDAQ100
- FANG+
- 全米株式(VTI型投資信託)
- 先進国株インデックス
- 8資産均等型
を紹介してきました。
今回取り上げるのは、
新興国株インデックスファンド
です。
投資を始めると、
「インドはこれから伸びるらしい」
「中国はもうダメなの?」
という話をよく耳にします。
確かに新興国には大きな成長の可能性があります。
しかし、
その一方でリスクも小さくありません。
今回は、
「新興国株インデックスは家族にすすめられるのか?」
という視点で整理してみます。
青さんの「家族にすすめる投資信託シリーズ」
① オルカン
② S&P500
③ NASDAQ100
④ FANG+
⑤ 全米株式(VTI型投資信託)
⑥ 先進国株インデックス
⑦ 8資産均等型
⑧ 新興国株インデックス(今回)
新興国株インデックスとは?
簡単に言うと、
発展途上にある国々の企業へ投資する商品
です。
代表的な投資先は、
- インド
- 中国
- 台湾
- 韓国
- ブラジル
- サウジアラビア
- 南アフリカ
などです。
なぜ人気なの?
理由はシンプルです。
将来の成長に期待できるから
人口が増え、
経済発展が進み、
所得も上がる。
その結果、
企業の利益も伸びる可能性があります。
つまり、
「未来のアメリカを探す投資」
とも言えます。
インドは本当に伸びるのか?
最近特に注目されているのがインドです。
インドの強み
人口世界一
中国を抜いて世界最大の人口となりました。
平均年齢が若い
日本は高齢化が進んでいます。
一方インドは若い人が多く、
今後も働く人が増える見込みです。
経済成長率が高い
世界的にも高い成長率が期待されています。
ただし注意点もある
インド株は期待が大きいため、
すでに株価へ織り込まれている部分もあります。
つまり、
必ずしも
「インド=儲かる」
ではありません。
期待が大きすぎる時は、
逆に失望で下落することもあります。
中国はどう考える?
これは意見が分かれるテーマです。
中国の強み
- 世界第2位の経済大国
- 巨大な消費市場
- 高い技術力
中国の不安材料
- 政府による規制
- 不動産問題
- 米中対立
- 少子高齢化
正直なところ、
私は中国の将来を予測できません。
だからこそ、
中国だけに投資するのではなく、
インデックスで分散する方が安心だと思っています。
オルカンとの違い
ここが最も大切です。
オルカン
世界全体へ投資
- 先進国
- 新興国
両方含む
新興国株インデックス
新興国だけ
つまり、
オルカンにはすでに新興国が含まれています。
新興国だけに投資する価値はある?
ここは意見が分かれます。
メリット
新興国の成長を大きく取り込める
インドなどが伸びれば恩恵が大きい
デメリット
値動きが非常に大きい
政治リスクが高い
通貨リスクがある
先進国より不安定
私個人は、
新興国だけに集中するのは少し勇気が必要だと思います。
私なら家族にすすめる?
正直な答えは、
「メインではすすめない」
です。
理由① オルカンで十分だから
オルカンには新興国も含まれています。
わざわざ新興国だけを買わなくても、
世界の成長は取り込めます。
理由② 値動きが大きい
50代になると、
「増やすこと」
だけでなく、
「守ること」
も大切になります。
新興国株だけでは、
少しリスクが大きいと感じます。
では全く必要ないの?
そんなことはありません。
例えば、
資産の10%程度を
新興国株にする。
こういう考え方はアリだと思います。
50代でもアリ?
少額ならアリです。
ただし、
オルカンやS&P500の代わりにはしません。
私なら、
まず土台を作ります。
コア
- オルカン
- S&P500
サテライト
- 新興国株
こんなイメージです。
青さんのひとこと
新興国株には夢があります。
インドが成長するかもしれない。
東南アジアが発展するかもしれない。
そんな期待があります。
でも投資は、
夢だけでは続きません。
私は、
家族にすすめるならまずオルカンです。
その上で、
「少し成長性を高めたい」
という人には、
新興国株も選択肢になると思っています。
資産形成の主役ではなく、
スパイスのような存在。
それくらいの距離感がちょうど良いのではないでしょうか。
次回予告
青さんの「家族にすすめる投資信託シリーズ」⑨
J-REITインデックスは家族にすすめられる?
- 不動産投資との違い
- 配当利回りの魅力
- 金利上昇の影響
- 50代との相性
について整理してみたいと思います。
免責事項
本記事は筆者個人の体験や考えをまとめたものであり、特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。
投資には価格変動リスクや元本割れのリスクがあります。
記事内の内容は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。
投資判断はご自身の責任と判断でお願いいたします。
