50代は株式100%でいい?
はじめに
50代になると、
投資に対する考え方が少しずつ変わってきます。
20代や30代なら、
「とにかく資産を増やしたい」
という気持ちが強いかもしれません。
しかし50代になると、
退職や年金が現実味を帯び、
「資産を守ること」も考え始めます。
そこで気になるのが、
「50代でも株式100%で運用して大丈夫なの?」
という疑問です。
実は私も、このことを何度も考えました。
今回は、
現在58歳の私自身の考えをお話ししたいと思います。
「年齢が上がったら債券を増やす」が一般的
投資の本やYouTubeでは、
よくこんな考え方を目にします。
例えば、
- 20代…株式100%
- 40代…株式80%・債券20%
- 60代…株式60%・債券40%
というように、
年齢が上がるほど債券などの安全資産を増やす考え方です。
理由はシンプルです。
退職後に大きな暴落が起きると、
回復を待つ時間が短くなるからです。
この考え方には、私も納得できる部分があります。
それでも私は株式中心で運用しています
少し意外かもしれませんが、
私は現在も株式中心で資産運用をしています。
理由は3つあります。
理由① 生活防衛資金を確保しているから
私は、
約2年分の生活費を現金で確保しています。
だから株価が大きく下がっても、
生活費のために投資信託を売る必要がありません。
私にとって、
これが一番の安心材料です。
理由② まだ投資を続ける時間があるから
私は58歳ですが、
「もう終わり」とは考えていません。
60代、
70代になっても資産運用は続けるつもりです。
人生100年時代と言われる今、
10年、20年という運用期間は決して短くありません。
理由③ 公的年金も老後資金の一部だから
老後は投資資産だけで生活するわけではありません。
公的年金という収入もあります。
もちろん十分とは言えませんが、
その存在があることで、
私は株式中心でも運用を続けられると考えています。
債券は必要ないの?
そんなことはありません。
債券には大切な役割があります。
株価が大きく下落したとき、
資産全体の値動きを和らげる効果が期待できます。
そのため、
暴落が怖い人や、
値動きが気になって眠れなくなる人は、
債券を組み合わせるのも良い選択です。
一番大切なのは「眠れるかどうか」
私は、
投資で一番大切なのは、
夜ぐっすり眠れること
だと思っています。
株価が10%下がるだけで不安になるなら、
株式100%は合っていないかもしれません。
反対に、
多少の下落でも落ち着いていられるなら、
株式中心でも問題ないでしょう。
投資に正解はありません。
大切なのは、
自分が安心して続けられるかどうかです。
私なら家族にどうすすめる?
もし家族から相談されたら、
私は年齢だけでは判断しません。
次の4つを一緒に考えます。
✅ 生活防衛資金は十分にあるか
✅ 近いうちに使う予定のお金ではないか
✅ 暴落しても続けられるか
✅ 長期で運用できるか
この4つがクリアできるなら、
50代でも株式中心という選択肢は十分あると思います。
「年齢」で決める必要はない
「50代だから守りに入る」
という考え方もあります。
もちろん、
それも一つの正解です。
でも私は、
年齢よりも資産状況や性格の方が大切
だと思っています。
生活防衛資金があり、
長期で運用する予定なら、
無理に株式を減らす必要はないと考えています。
青さんのひとこと
投資を始めた頃の私は、
「株式は何%が正解なんだろう?」
と考えていました。
でも今は、
正解は数字ではないと思っています。
私自身、
個別株で大きな失敗も経験しました。
その経験があるからこそ、
今は無理をせず、
生活防衛資金をしっかり確保したうえで株式中心の運用を続けています。
人それぞれ、
仕事も収入も家族構成も違います。
だから、
「誰かの正解」を真似するのではなく、
自分が安心して続けられる投資を見つけることが一番大切だと思っています。
次回予告
青さんの「投資の考え方シリーズ」⑤
一括投資と積立投資、本当におすすめなのはどっち?
- 一括投資が有利と言われる理由
- 積立投資が続けやすい理由
- 私が積立投資を選んでいる理由
- 50代に向いているのは?
について、私自身の経験を交えながらお話しします。
免責事項
本記事は、筆者個人の体験や考えをもとに作成したものであり、特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。
投資には価格変動リスクがあり、元本割れとなる可能性があります。また、将来の運用成果を保証するものではありません。
記事内の内容は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。制度や商品内容は変更される場合がありますので、最新の情報は各金融機関や運用会社の公式サイトでご確認ください。
この記事は、投資初心者の方が「自分で考えるきっかけ」になればという思いで書いています。正解は一つではありません。ご自身に合った資産形成を見つける参考になれば幸いです。
投資判断は、ご自身の目的や資産状況を踏まえたうえで、ご自身の責任と判断でお願いいたします。
