家族や友人にすすめるETFシリーズ⑥ SCHDはおすすめ?

目次

配当も成長も期待できる人気ETF

前回は、高配当ETFとして人気のVYMをご紹介しました。

VYMは大型優良企業を中心に、比較的高い配当を受け取りながら資産形成を目指せるETFです。

一方で、最近よく耳にするのがSCHDです。

「VYMとSCHD、どっちを選べばいいの?」
「配当利回りはどちらが高い?」
「長く持つならどちらがおすすめ?」

私も最初は、この2つの違いがよく分かりませんでした。

そこで今回は、配当だけでなく配当の成長にも注目した人気ETF「SCHD」をご紹介します。

SCHDとは?

SCHDの正式名称はSchwab U.S. Dividend Equity ETFです。

米国の大手証券会社チャールズ・シュワブが運用しています。

SCHDは、単純に配当利回りが高い企業を集めているわけではありません。

  • 財務内容が健全
  • 安定して利益を出している
  • 長年にわたり配当を支払っている

こうした企業を厳しい基準で選んでいます。

つまり、

「配当を出し続ける力がある優良企業へ投資するETF」

と考えると分かりやすいでしょう。

SCHDの基本データ(2026年7月時点)

項目内容
ティッカーSCHD
正式名称Schwab U.S. Dividend Equity ETF
運用会社Charles Schwab
設定日2011年10月20日
ベンチマークDow Jones U.S. Dividend 100 Index
経費率年0.06%
保有銘柄数約100社
分配金年4回
分配利回り約3.5%(変動あり)

※数値は変動します。

「高配当」と「配当成長」は違う

ここがSCHD最大の特徴です。

高配当ETFは、

「今の配当利回り」

を重視する商品が多くあります。

一方、SCHDは、

「今後も配当を増やせる企業か」

を重視しています。

つまり、

今日の配当だけではなく、

10年後、20年後の配当にも期待するETF

なのです。

SCHDを家族や友人にすすめたい5つの理由

① 配当を増やしてきた企業が多い

長年配当を支払ってきた企業が中心です。

景気が悪くても利益を出しやすい企業が多く含まれています。

② 約100社へ厳選投資

VYMより銘柄数は少ないですが、

その分、厳しい基準をクリアした企業だけで構成されています。

③ 経費率は年0.06%

100万円保有した場合、

年間コストの目安は約600円です。

VYMと同じ低コストです。

④ 値上がりも期待できる

SCHDは配当だけではありません。

過去にはVYMを上回るリターンを記録した期間もあります。

もちろん将来も同じとは限りません。

⑤ 長期投資との相性が良い

利益を増やしながら配当も増やす企業は、

長期で資産形成を考える人に向いています。

SCHDとVYMの違い

項目SCHDVYM
重視する点配当成長高配当
保有銘柄数約100社約530社
分配利回り約3.5%約2.7%
経費率0.06%0.06%
分散性やや低い高い

結局どっちがいい?

私は、

配当収入を重視するならVYM

配当も企業の成長も期待するならSCHD

という考え方が分かりやすいと思います。

どちらも優れたETFなので、

「どちらが勝ち」

という商品ではありません。

SCHDのメリット

  • 配当成長が期待できる
  • 財務が健全な企業が多い
  • 経費率が低い
  • 長期投資向き
  • 配当と値上がりの両方を狙える

SCHDのデメリット

  • 約100社なのでVYMより分散性は低い
  • 値動きはVYMよりやや大きいことがある
  • 配当利回りは変動する
  • 米国株だけに投資する

SCHDはどんな人に向いている?

  • 配当金も増やしたい人
  • 長期投資を考えている人
  • 配当だけでなく値上がりも期待したい人
  • 優良企業へ集中投資したい人

青さん評価

評価項目青さん評価理由
初心者向け★★★★☆商品の考え方は分かりやすい
分散性★★★★☆約100社へ厳選投資
成長期待★★★★★配当と企業成長の両方を期待できる
配当★★★★★配当成長が魅力
低コスト★★★★★年0.06%
家族へのおすすめ度★★★★★長期投資との相性が良い

青さんなら家族や友人にすすめる?

もし家族や友人から、

「配当金も欲しいけれど、将来の成長も大切にしたい。」

と相談されたら、私はSCHDを有力候補として紹介します。

ただし、SCHDも万能ではありません。

約100社へ厳選しているため、VYMより分散性はやや低くなります。

私なら、

  • より広く分散したいならVYM
  • 配当成長を重視するならSCHD

という違いを説明したうえで、本人が納得できる方を選んでもらいます。

青さんからひとこと

この記事では、私自身が調べて納得し、「家族や友人に紹介するなら」という視点でSCHDをご紹介しました。

もちろん、「SCHDがすべての人にとって正解」というわけではありません。

年齢や資産状況、投資経験、値動きへの考え方によって、選ぶ商品は変わります。

大切なのは、

  • 自分は何のために投資をするのか
  • 配当収入を重視するのか、資産の成長を重視するのか
  • 10年、20年と無理なく続けられる商品なのか

を考えたうえで、自分に合った投資を続けることです。

私は、資産形成で一番大切なのは、

「続けられる投資を選ぶこと」

だと考えています。

この記事が、あなたに合ったETFを見つけるきっかけになればうれしいです。

まとめ

SCHDは、配当の高さだけでなく、配当を増やし続ける企業に注目した人気ETFです。

「今の配当」だけでなく、「将来の配当成長」にも期待したい人には、有力な選択肢の一つになるでしょう。

次回予告

次回は、もう一つの人気高配当ETFHDVをご紹介します。

VYMやSCHDとの違い、どんな人に向いているのかを分かりやすく解説します。

投資に関する注意事項

※本記事は、私自身が調べた内容や考え方をまとめたものであり、特定の金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。

※掲載している情報は記事執筆時点のものです。制度や手数料、経費率、組入銘柄などは変更される場合がありますので、最新の情報は運用会社や証券会社の公式サイトでご確認ください。

※投資には元本割れを含む価格変動リスクがあります。また、過去の運用実績は将来の運用成果を保証するものではありません。

※最終的な投資判断は、ご自身の目的やリスク許容度を踏まえ、ご自身の責任でお願いいたします。

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